『ヤッターマン』

2008年 日本(111分)
監督:三池崇史
出演:櫻井翔福田沙紀深田恭子生瀬勝久


ガンちゃん(櫻井翔)は父の遺志を継ぎ、犬型の巨大ロボット“ヤッターワン”を完成させた。そしてアイちゃん(福田沙紀)と力を合わせ、愛と正義の味方ヤッターマン1号・2号としてドロンジョ深田恭子)率いるドロンボー一味と戦うことに。ある日、一味が探しているのは何でも願いがかなう伝説のドクロストーンだと判明し……。

ヤッターマンの実写版にも関わらず、まったく子供向けの映画ではなかったですね。けっこう下ネタだらけだし、ギャグもどちらかというとシュールなものが多くて、子供の頃ヤッターマンを見ていた大人向けという感じがしました。

そして、噂どおりドロンジョ役の深田恭子が非常に可愛かったです。悪役のはずなのに、ヤッターマン2号やゲストヒロインの少女より明らかに目立っていて、真の主役は彼女で、ヤッターマンたちは引き立て役にすぎないといっても過言ではないぐらいでした。

原作に忠実であろうとしすぎて、ちょっとリズムがよくないかなと思うところもありましたが、配役はこれ以上ないと思えるぐらいピッタリで、原作ファンが期待する名シーンはきっちり再現されていたし、アクションシーンもなかなか豪華でよかったんじゃないでしょうか。