W杯アジア最終予選 カタール VS 日本

【日本】
 GK 川口能活
 DF 内田篤人寺田周平田中マルクス闘莉王長友佑都
 MF 長谷部誠遠藤保仁中村俊輔大久保嘉人(→85′岡崎慎司
 FW 玉田圭司(→89′佐藤寿人)、田中達也(→70′松井大輔
 (得点 田中達也 19'、玉田圭司 47'、田中マルクス闘莉王 68')

W杯最終予選2試合を終えて1勝1分の勝ち点4でグループ2位につける日本。対戦相手のカタールは消化試合が1つ多いものの、勝ち点4で並んでいる当面の敵だけに、アウェイとはいえきっちり叩いておきたいところ。しかしながら日本は楢崎、中澤が欠場で、ディフェンス面に多少不安が感じられます。


試合開始からしばらくはホームのカタールが積極的に前に出てきたため、やや押されるところもありましたが、日本が徐々に高い位置からの守備でボールを奪えるようになり、19分という比較的早い時間帯に田中達也のゴールで先制します。これで落ち着いて試合を進めることができるようになった日本。その後も何度か決定的なチャンスがありましたが、前半は追加点を奪えず1-0で終了します。

後半開始早々の2分、玉田のW杯ブラジル戦を思い出させるようなミドルシュートで日本が2点目。これでカタールはかなり戦意を喪失したのか、その後は完全に日本のペースで試合が進み、23分にCKから闘莉王の3点目でダメ押し。今日は後半に集中力が途切れることもなく、無失点でしのいだ日本が3-0で快勝しました。


これで3試合を終了して2勝1分の勝ち点7。W杯出場に向けては充分な結果だと思います。次節の対戦相手となる首位のオーストラリアは3連勝で勝ち点9。次の試合は日本のホームゲームですので、引き分けで満足することなくなんとか勝利を目指してほしいところです。