『ブーリン家の姉妹』

2008年 イギリス/アメリカ(115分)
監督:ジャスティン・チャドウィック
出演:ナタリー・ポートマンスカーレット・ヨハンソンエリック・バナ


16世紀、イングランド国王ヘンリー8世エリック・バナ)には男子の世継ぎがなかった。いら立つヘンリーが愛人を求めていることを知った、野心家のブーリン卿(マーク・ライアンス)は聡明な長女のアン(ナタリー・ポートマン)を愛人候補に仕立てる。だが王が目に留めたのは、結婚したばかりの気だての良い次女メアリー(スカーレット・ヨハンソン)だった。

この映画、あまり観るつもりはなかったのですが、ふとしたきっかけで観にいくことになりました。最初から最後までテンポよくストーリーが展開して、あきることなく楽しめるなかなかの良作で、結果としては観にいって正解でした。ナタリー・ポートマンスカーレット・ヨハンソンはとても美しく、衣装も豪華で眺めるだけでも楽しめたし、それぞれ違った種類の強さをうまく表現できていたのではないかと思います。特にナタリー・ポートマンは頭がよさそうなイメージがあるので、さまざまな陰謀をめぐらせる冷静に怖い今回の役柄は意外とはまってたんじゃないでしょうか。

歴史的な知識があまりなかったので、ストーリー展開がわからない分、逆に楽しめたのかなという気がしているのですが、実際のところどうなんでしょうね。やっぱりある程度、歴史的な概況を知っていた方がよかったのかな…?