プレミアリーグ第6節 アーセナル VS ハル

アーセナル
 GK アルムニア
 DF サーニャ、K・トゥーレ、ギャラスクリシー
 MF エブエ(→69′ベントナー)、デニウソン、セスク、ウォルコット(→77′ベラ)
 FW アデバヨールファン・ペルシ
 (得点 オウンゴール 51')


【ハル】
 GK マイヒル
 DF ドーソン、ターナー、マクシェーン、ザイエット
 MF アシュビー、マーニー、ジオバンニ(→73′B・ヒューズ)、ボアテング(→77′ガルシア)
 FW クザン(→80′B・メンディ)、キング
 (得点 ジオバンニ 62'、クザン 66')

クラブ創設から104年目にして初めてプレミアリーグ昇格を果たしたハル。ここまで2勝1敗2分で7位と大健闘しています。試合が始まって驚いたのは、ハルが守ってカウンターという形ではなく、前線から積極的にプレスをかけてボールを奪いに行く攻撃的な姿勢を見せたことでした。序盤はハルの球際の厳しさにアーセナルがボールを失う場面も多く、なかなかチャンスをつかめないまま時間が過ぎていきます。次第にボール支配率が高まってきた時間帯にも、アーセナルは攻撃に時間がかかってしまい、なかなか決定機をつくれずスコアレスのまま前半は終了。

後半に入ると一気にペースを上げてきたアーセナル。開始早々の6分、ウォルコットが右サイドからドリブルで切り込み、低いクロスをセスクが押し込んでアーセナルがようやく先制します(記録はハルのオウンゴール)。この時点ではハルの健闘もここまでかと思われたのですが、その後も戦い方を変えなかったハル。17分にはジオバンニの目の覚めるようなミドルシュートが決まって同点とすると、さらに4分後のCKをクザンが決めて、なんとハルがアーセナルを逆転します。アーセナルベントナー、ベラを投入して攻め立てるものの、結局最後まで追加点は奪えず1-2で試合終了。ハルがアーセナルに対して歴史的な勝利を記録しました。

いやあ、これはなかなか面白い試合でした!この結果第6節を終えてハルは6位まで上昇。今日の結果はできすぎかもしれませんが、この試合で見せたハードワークをこれからも続けていくことができれば、今後もプレミアリーグの台風の目になってくるかもしれません。