AFCチャンピオンズリーグ準々決勝 鹿島 VS アデレード・ユナイテッド

【鹿島】
 GK 曽ヶ端準
 DF 内田篤人岩政大樹大岩剛新井場徹(→46′中田浩二
 MF 青木剛小笠原満男増田誓志(→76′佐々木竜太)、ダニーロ
 FW 興梠慎三(→81′田代有三)、マルキーニョス
 (得点 オウンゴール 44')


アデレード・ユナイテッド
 (得点 ドッド 37')

序盤からホームの鹿島がボールを支配し、積極的なサッカーを見せました。ただ、アデレードの守備が堅いこともあって、シュートは打つものの決定的といえる場面は意外に少なく、なかなか点を奪えないでいるうちに逆に先制を許してしまいます。しかし前半ロスタイム、内田のクロスを相手DFがクリアミスし、ラッキーなオウンゴールで同点においつき、ここで前半終了。

後半に入ると鹿島はさらに猛攻を仕掛けます。サイドチェンジを多用して相手を揺さぶり、クロスを上げるところまではいいのですが、そこから先が…。アデレードの中央の壁は高く、ことごとく弾き返され得点につながりそうな感じがしてきません。アデレードも回数は少ないものの、ときおり大きなチャンスをつくり、ひやっとする場面もありました。時間の経過とともにアデレードの守備意識が高まり、鹿島は佐々木、田代を投入し打開をはかりますが、結局1-1のまま試合終了となりました。

鹿島はホームで得点を奪われてのドローということで、ちょっと厳しくなりました。アデレードの選手はやはりデカくてフィジカルが強かったですね。まあここからが本番、追い込まれた鹿島がアウェーでどのようなサッカーを見せてくれるのか楽しみになってきました。