J2第27節 C大阪 VS 広島

C大阪
 GK 山本浩正
 DF 柳沢将之前田和哉江添建次郎尾亦弘友希
 MF アレー、青山隼(→67′古橋達弥)、乾貴士濱田武(→87′カイオ)、香川真司
 FW 小松塁
 (得点 小松塁 52′)


【広島】
 (得点 佐藤寿人 55′、柏木陽介 63′)

首位広島との直接対決。現在の勝ち点差から考えると、極端に言えば広島から見れば負けてもそれほど問題ない試合、セレッソは勝たないと話にならない試合です。欠場中だった古橋と、新加入のカイオがベンチに入りました。
前半開始からしばらくはセレッソがいいリズムで攻め、9分に小松がPA内で倒されPKをゲット。キッカーはアレー…、この時点で半分あきらめてましたが、案の定失敗。するとその後は、広島の一方的なペースになってしまいます。佐藤寿人を中心に攻め込む広島の迫力は、やはりJ2の他のチームとはちょっとレベルが違うと、はっきり感じさせられました。それでも好セーブ連発の山本を中心になんとかしのいで、前半は0-0のまま終了します。
後半に入ってもセレッソは押し込まれますが、7分柳沢が小松とのワンツーでゴール前に抜け出すと、再び小松へパス。これを小松が豪快に蹴りこみ、セレッソが先制します。それでも流れは相変わらず広島が握り、3分後には佐藤寿人のゴールであっさり同点に追いつかれ、さらに8分後には柏木のループ気味のロングシュートで逆転されてしまいます。こうなると無理して攻めてこない広島を崩すのは容易ではなく、古橋、カイオを投入したものの、全体に足も止まり気味で、チャンスらしいチャンスもないまま試合終了。


PK失敗があったにも関わらず、先制してからの逆転負けということで、表面的な結果から見ると、そこそこいい試合だったようにも思えます。しかし内容的には完全に力負け。広島との実力差がこれほど大きいとは…、かなりショックな試合になってしまいました。
しかし、下を向いていても次の試合はやってきます。次節は試合がないため、次の試合は2週間後。この間に新加入の選手を含めた連携を向上させて、なんとか調子を上げてほしいですね。