桜庭一樹『少年になり、本を買うのだ』

桜庭一樹さんの読書エッセイ第一弾。この中で言及されているだけでもすごい読書量で、まさに呼吸をするように本を読んでいるという印象。執筆のスタイルもなかなか独特なようで、作家の生活の一端を垣間見ることができるのも楽しいです。また、本を読むときには自分の好みだけで選ぶのではなく、人が薦めるものをなるべく取り入れることによって、選択が偏り世界が狭くなってしまうことを避ける、という考え方は非常に大事なことかもしれないと思いました。そしてこの本を読んで、また読みたい本が大量に増えました。

ということで以下、読みたい本メモ。車谷長吉赤目四十八瀧心中未遂』、尾崎翠第七官界彷徨』、野呂邦暢『愛についてのデッサン』、山尾悠子ラピスラズリ』などなど、まだまだありますがとりあえずこんなところで。