爆笑オンエアバトル

今年度から月1回の放送となったオンエアバトル。15組中8組オンエアでトップの組は自動的にチャンピオン大会出場、それ以外の視聴者投票上位1組が視聴者投票バトルに出場するという仕組みになったようです。視聴者投票バトルはチャンピオン大会の月に爆笑トライアウトの枠でやるんでしょうか?

また、爆笑トライアウトで選ばれた3組がオンエアバトルに挑むことになっており、今回はチャーミング、夙川アトム、ハライチが進出しています。それでは以下簡単に感想を。


イシバシハザマ「消防士」(353KB、8位)
テンポはよくて楽しかったけど、ボケの一つ一つがわりとありがちな感じで印象に残りにくかったです。レッドカーペットぐらいの短い時間を勢いで押し切るのにはちょうどいいネタだと思うんですけどね。


チョコレートプラネット「手術」(377KB、7位)
狙いなのかどうかわかりませんが、古臭いノリのボケとツッコミがはまっていなかった印象。また、不謹慎な内容のボケはうまくブラックな笑いに結びつけないと引かれる可能性が高そうです。全体的にボケが単発でうまく流れがつくれていなかったように感じました。


大輪教授「百という数字で感情を表す」(393KB、6位)
レッドカーペットでもやっていたネタ。レッドカーペットで披露した部分は面白かったのですが、後半までそのクオリティが維持できなかったような気がします。ただ、素因数分解のネタよりはこちらの方が好きなので、今後の展開に期待します。


のろし「こどもが苦手」(409KB、5位)
やりきったことは評価するものの、GReeeeNのくだりはさすがに長過ぎ。最近うまいこと言ったあとに落語っぽくはけようとするボケを何度か見かけたような気がしますが、流行ってるんでしょうか。


ハライチ「戦隊もの」(429KB、4位)
トライアウトで見たときと同じく、流れの中で1つ長く引っ張るボケがあったのですが、あれは初めから決めているのでしょうか。実際のところアドリブの部分はそんなに多くないのかもしれませんけど、アドリブっぽく見せる演出はうまいですよね。「しょっぱいとすっぱいの間→苦味→毒」の流れが好き。


ザ・ゴールデンゴールデン「爆弾処理班」(449KB、3位)
ストーリーはしっかりしているし、3人の役割分担もわかりやすくてよかった。ドラマ仕立ての分笑いどころはちょっと少なめでしたが、なかなか完成度は高かったと思います。


マシンガンズ「ビジュアル系→人気がない」(489KB、2位)
前半はビジュアル系バンドの曲の歌詞につっこむというありがちなネタで目新しさは少なかったです。ただ、後半のお笑いファンに対する愚痴・毒舌はリアルに感じられて非常によかった。投票の結果、視聴者投票バトル進出。


U字工事「東北地方に参入」(517KB、1位)
チャンピオン大会でやや失速してしまったように感じましたが、栃木や茨城を飛び出して東北地方を巻き込むことで「内容に共感しにくい」という欠点(個人的にはあまりそういう風に思ったことはないですが)はだいぶ改善されたのではないでしょうか。チャンピオン大会まではかなり時間が空いてしまいますが、じっくり勝負ネタをつくってほしいところです。


オフエアストリーク(349KB)キスキスバンバン(337KB)、夙川アトム(301KB)、エレファントジョン(257KB)、ヒデヨシ(233KB)、チャーミング(229KB)、カオポイント(137KB)。ストリークは厳しい結果になりました。夙川アトムもオンエアならず。ジャッジペーパーにあったように、業界人の紙芝居を求める人が多いのかもしれません。