プレミアリーグ第13節 アーセナル VS アストンビラ
【アーセナル】
GK アルムニア
DF サーニャ(→71′K・トゥーレ)、ギャラス、シルベストル、クリシー
MF セスク、デニウソン、ナスリ、ディアビ(→61′アデバヨール)、ウォルコット
FW ベントナー(→68′ベラ)
【アストンビラ】
GK フリーデル
DF クエジャール、ラウルセン、C・デービス、L・ヤング
MF バリー、シドウェル、A・ヤング、ミルナー、S・ペトロフ
FW アグボンラホール
(得点 オウンゴール 70'、アグボンラホール 80')
前節マンチェスターUをやぶり、勢いに乗るかと思われたアーセナルでしたが、立ち上がりから積極的にプレスをかけ、リズムをつかんだのはアストンビラ。アーセナルとしては主導権がつかめないまま時間が経過した18分、ウォルコットがPA内でA・ヤングを倒してしまいPKを与えてしまいます。ここはアルムニアの見事なセーブで事なきをえたものの、その後も決定的な場面を何度もつくったのはアストンビラの方で、アーセナルはなんとか無失点にしのいだといった感じの前半となりました。
後半に入っても集中力の切れないアストンビラ。アーセナルはボールを持ってもただ回しているだけの印象で、前線のベントナーがほとんど攻撃に絡むことができませんでした。それでもスコアレスのまま試合は進み、アーセナルは怪我明けのアデバヨール、さらにベントナーに代えてベラを投入します。しかし、その直後サーニャが負傷して空いていたアーセナルの右サイドから、A・ヤングがクロスをあげるとクリシーがオウンゴール。これでアストンビラが先制します。さらに35分には、カウンターのロングパス一本でアグボンラホールが抜け出すと、これをきっちり決めてアストンビラが2点目。その後アーセナルはセスクのおしいシュートがあったものの、結局得点できず0-2のまま試合終了。アーセナルは早くもリーグ戦4敗目となってしまいました。
これで首位との勝ち点差が9と開いたアーセナル。アデバヨールがいないと厳しい内容になることが多く、やはりロシツキー、エドゥアルドといった大駒が長期離脱している影響はかなり大きいといえそうです。