プレミアリーグ第9節 ウェストハム VS アーセナル

ウェストハム
 GK グリーン
 DF フォベール、J・コリンズ、アプソン、イルンガ
 MF マリンズ、パーカー(→77’ボア・モルテ)、ボウヤー(→89’シアーズ
 FW ディ・ミケーレ(→78’エザリントン)、ベラミー、C・コール


アーセナル
 GK アルムニア
 DF エブエ、ギャラスシルベストルクリシー
 MF セスク、ソング、ナスリ(→68’ディアビ)、ウォルコット(→67’アデバヨール
 FW ベントナーファン・ペルシー(→89’サーニャ
 (得点 オウンゴール 75’、アデバヨール 89’)

この試合の前まで勝ち点16で4位につけているアーセナル。ここまではフレブ、フラミニらが抜けた穴を埋めながら、なんとかしのいでいるといった印象で、それなりに結果は出ていますが絶好調とはいいにくい感じです。


今回はスタメンからアデバヨールデニウソンがはずれ、かわってベントナー、ソングが入っています。圧倒的にボールを支配し、パスは回るものの、得点に結びつきそうな形にはなかなか持ち込めず、シュートも少なかったアーセナル。逆にウェストハムにカウンターからビッグチャンスがありましたが、これはGKアルムニアがファインセーブ。前半は0-0のまま終了しました。

後半に入るとウェストハムが攻撃的に出てきたため、ボールポゼッションは互角に近くなってきましたが、試合としては膠着状態が続きます。状況を打開するためアーセナルウォルコットアデバヨール、ナスリ→ディアビと二人同時に交代し、アデバヨールベントナーの2トップ、右サイドにファン・ペルシーを配置する形に変更します。するとこの采配が的中し、ここから試合の流れが変わって、後半30分にアデバヨールの放ったシュートが、DFのオウンゴールを誘い、アーセナルがようやく先制。さらにロスタイムにもベントナーの見事なロングパスから、アデバヨールが追加点を決め、2-0でアーセナルが勝利を収めました。


今日も素晴らしいとは言い難い内容だったアーセナルですが、アデバヨールが入って一気に流れが変わりました。次節は監督が変わってさっそく初勝利をあげた、トットナムとのダービーマッチです。