第6回MBS新世代漫才アワード
【1回戦】
× モンスターエンジン 「不良と対決」 VS ○ $10 「必殺仕事人」
× ジャルジャル 「病院」 VS ○ 藤崎マーケット 「放課後の告白」
× ストリーク 「泣いてる子供をあやす」 VS ○ とろサーモン 「初めてのおつかい」
○ 鎌鼬 「部活を卒業」 VS × ギャロップ 「サッカーの監督」
○ トータルテンボス 「修学旅行→デート」 VS × スマイル 「寝つきが悪い」
○ アメリカザリガニ 「ラジオのCM」 VS × のろし 「ヤンキー」
期待していたギャロップが敗退。それ以外は組み合わせからすると妥当な結果。ただ、断然の優勝候補だと思っていたトータルテンボスは意外な辛勝で、内容的にも少し微妙。これに対して$10、アメリカザリガニが好調な出足でした。
【2回戦】
○ $10 「ゲーセン→甲子園」 VS × 藤崎マーケット 「ひったくり」
○ とろサーモン 「万引きGメン」 VS × 鎌鼬 「達人に入門」
1回戦よりあげてきたなと感じたのは鎌鼬だけだったのですが、その鎌鼬は敗退。トータルテンボスは、残念ながら今まで他の賞レースで見せてきたネタに比べると少しクオリティが低かったです。準決勝で600点満点中594点をとったネタは温存していたんでしょうか?
【決勝】
優勝 アメリカザリガニ 「子供を寝かす」
2位 $10 「アニメおたくの喫茶店」
3位 とろサーモン 「キレる若者に注意する」
$10、とろサーモンが今日一番のネタではなかったのに対し、アメリカザリガニはここにピークを持ってきた感じ。この決勝については文句なしの圧勝だったと思います。
優勝するためには3本のネタが必要なこの大会。トータルテンボス、ギャロップら最近の賞レースで勝負ネタを消費してきたコンビが多い中で、アメリカザリガニはしばらく賞レースから遠ざかっており、いいネタを温存できていたことが勝因になりました。もちろんそれだけで優勝できるわけはないので、M-1ファイナリストという確かな実力があってこそですけどね。
あとは、鎌鼬がかなりよかったですね。こちらも今後の活躍が非常に楽しみになってきました。