北京五輪・女子サッカー3位決定戦 日本 VS ドイツ
【日本】
GK 福元美穂
DF 近賀ゆかり、池田浩美、岩清水梓、矢野喬子(→88′宇津木瑠美)
MF 宮間あや、澤穂希、原歩(→75′荒川恵理子)、阪口夢穂
FW 大野忍(→68′丸山桂里奈)、永里優季
【ドイツ】
(得点 バイラマイ 69′、87′)
前半は押し気味に試合を進めた日本。セットプレーや積極的なミドルシュートで数多くチャンスをつくりましたが、流れの中でドイツのディフェンスを崩しきるところまではいかなかったようにも見えました。実力のある相手が守備的な戦い方をしてきたときに、どのように崩し、得点を取るのかが今後の課題になってきそうです。
後半に入っても日本の攻勢は続きましたが、ドイツも早めに選手交代し反撃を開始。すると24分交代で入ったバイラマイが先制ゴール、さらに日本が前掛かりになったところで、カウンターから再びバイラマイがゴール。試合はこのまま0-2で終了、日本は惜しくも銅メダルを逃がし4位で大会を終了することになりました。
最後は残念な結果に終わってしまいましたが、今大会のなでしこジャパンは最初から最後まで、チーム全体のゴールへと向かう意思が感じられる気持ちのいいサッカーを展開してくれました。また、体格面でのハンデを補う気迫も素晴らしかったと思います。世界の頂点への壁はまだまだ厚いことも思い知らされましたが、この大会で確実に何枚かの壁は突破したはず。今後は世界からのマークも厳しくなりますが、頂点を目指して堂々と受けてたちましょう。
あとは今回の結果を見て、女子サッカーの裾野が広がることを期待したいですね。
中二日で6試合の連戦、体力的にも相当厳しかったと思います。本当にお疲れ様でした。