キリンカップ 日本 VS パラグアイ

キリンカップの日本×パラグアイの試合は0-0で引き分けに終わり、日本が1勝1分で優勝となりました。前回のコートジボワール戦からメンバーを大幅に入れ替え、巻のワントップ、中盤には中村俊輔、山瀬をスタメンで起用してきました。また右SBには阿部が入り、CBには寺田が日本代表として初出場を果たしました。
前半開始からしばらくは、日本が積極的に攻め込み、山瀬や闘莉王の惜しいシュートがあったものの得点できず。後半になるとややペースが落ちた日本に対し、パラグアイが堅守からの速攻でたびたびチャンスを作り出します。特にフリーキックを楢崎がはじき、そのこぼれ球をシュートされたシーンは決定的。相手のミスに助けられましたが、点をとられてもしかたない場面でした。
結局試合はスコアレスで終わりましたが、印象としては前のコートジボワール戦と似た感じですね。前半飛ばし気味に入って、後半ペースダウン。勢いのあるうちに得点がとれればいいんですが、その後はほとんど得点の匂いがしなくなってしまうのが気になるところ。高原が不調の今、ここぞというところで得点をとってくれるのは誰になるんでしょうか?考えたときに最初にイメージが浮かんできたのが、闘莉王と中澤だったのが、今の日本代表の現状を表しているようにも思えてきます。

埼玉スタジアムの代表戦、最少入場者 (毎日jp)

この試合の入場者数は27,998人で、埼玉スタジアムで行われた日本代表戦としては最少だったそうです。観客を増やすには、やはりサッカーの内容で盛り上げていくしかないとは思いますが、代表よりもクラブ重視のサポーターが増えてきたこともあって、それだけでは足りないということなんでしょうね。