J2第5節 C大阪 VS 岐阜

【J2:第5節 C大阪 vs 岐阜】レポート (J'sGOAL)

前節ホーム初勝利で4節を終了して2勝2敗となったセレッソ。今節は岐阜を迎えて再びホームでの試合です。負傷した尾亦に代わって丹羽が左サイドバックで先発しました。セレッソは前半12分右サイドで柳沢からのスローインを受け、ゴール前にフリーで抜け出した酒本がきっちり決めてあっさり先制します。早い時間帯でリードを奪い、今日はいけそうだと思いましたが、先制したことで変な余裕ができてしまったのかそこから先は防戦一方になってしまいます。前半30分過ぎぐらいから、岐阜のビッグチャンスが続きましたが相澤の好セーブもありなんとか無失点で前半は終了。


後半も岐阜のペースで試合が進み、セレッソはほとんど攻撃の形をつくれません。15分過ぎに酒本に替えて柿谷を投入すると多少はボールをキープできるようになり、カウンターからチャンスになりかけるところもありましたが、決定的な場面にはいたらず。25分あたりでカレカに替えて江添を投入すると、羽田をボランチにあげて4-3-3の形にし、前線の古橋、香川、柿谷を中心にボールキープで逃げ切りを図ります。結局何とかしのぎきって1-0のまま試合終了。セレッソはホームで連勝となりました。


なんとか勝利はあげたものの、内容的には不満が残ります。カレカはハイボールの競り合いに勝てず、ポストプレーもいま一つ。コンディション的にはどうなのかわかりませんが小松、森島康を先発で使うことも考える時期ではないでしょうか。途中交代で入った柿谷は相変わらずときおり淡白なプレーを見せるものの、技術と存在感は抜群。こちらを先発でというのも期待したいです。


連勝で暫定順位は3位となりました。内容が伴っているとは言いがたいですが、できるだけ星を落とさずに早く調子を上げてもらいたいものです。次節からは2試合アウェイゲームが続きますが、次節の対戦相手甲府はいまだ勝ち星なしということで、積極的にくると思われます。難しい試合になるとは思いますが、今後に期待を抱かせてくれるようなゲームを見せてほしいですね。