プレミアリーグ チェルシー VS アーセナル

2位アーセナルと3位チェルシーの直接対決はチェルシーのホームゲーム。試合前の勝ち点差は2で、チェルシーが勝てば2位と3位が入れ替わります。


開始からしばらくは、どちらかというとアーセナルの方が自分たちの形をつくれているように見えましたが、前半の半ばごろから、チェルシードログバへのロングボールで何度かいい形になり徐々にリズムがよくなってきます。そこから試合はペースアップし、アーセナルコーナーキックからビッグチャンスを迎えると、チェルシーバラックがおしいシュートを放つなど攻守がめまぐるしく入れ替わりますが、結局得点シーンはなく前半終了。


後半も一進一退でしたが、14分アーセナルコーナーキックを二アサイドでサーニャがあわせ見事なゴールで先制します。チェルシーは前節でもセットプレーで3失点、前半にもコーナーキックで危ない場面がありましたが、不安が現実のものとなってしまいました。なんとかしたいチェルシーバラックに替えてアネルカを投入し、4-4-2のフォーメーションに変えましたが、これが功を奏します。ドログバアネルカの2トップをターゲットにロングボールを放り込み、27分にはドログバが落としたところにランパードが走りこむと、ボールがディフェンダーに当たり再びドログバのところへ、これを豪快に決めてまず同点。36分にはかなり遠い位置からのフリーキックを、早いリスタートでゴール前にロングボール、アネルカがヘッドで競り勝つと、ドログバが再びゴールで逆転。結局試合は2-1でチェルシーの逆転勝利。順位もチェルシーが2位に浮上し、アーセナルは3位となりました。


チェルシーは調子がいまひとつ上がってこなかったドログバがこの大事な試合で2得点。これで彼に勢いがつけば、優勝に向けて大きな力になりそうです。


アーセナルは4連続引き分けのあとの敗北で3位に後退してしまいました。エースのアデバヨールに一時の勢いが見られず、他のフォワード陣もこれを補うほどの活躍はできていません。やはりエドゥアルド・ダ・シウバ離脱の影響が顕著に現れているようです。


同日にはマンチェスターU×リバプールの試合も行われています。こちらについては結果を知ってしまいましたが、後ほど見ようと思っています。