北京五輪・男子サッカー U-23日本代表 VS U-23ナイジェリア代表
【日本】
GK 西川周作
DF 水本裕貴、森重真人、安田理大、内田篤人
MF 本田拓也、谷口博之、細貝萌(→75′梶山陽平)、本田圭佑、香川真司(→64′岡崎慎司)
FW 李忠成(→64′豊田陽平)
(得点 豊田陽平 79′)
【ナイジェリア】
GK ヴァンゼキン
DF オコンクォ、アパム、アデレイェ、アデフェミ
MF カイタ、イサック(→73′オグブケ)、アジロレ
FW オビンナ(→77′エクポ)、オコロンクォ、オデムウィンギ(→62′アニチェベ)
(得点 オビンナ 58′、アニチェベ 74′)
この試合も前のアメリカ戦と似たような感想になってしまいます。完全に圧倒されたわけではなく、惜しいシーンも何度か作ったし、2点差になってもあきらめずに1点は返すことができた。結果としては点を取り合っての1点差負けで、善戦・惜敗ということもできるけれど、内容としては力の差を見せつけられての完敗。
2試合トータルで考えても、惜しい惜しいといいながら引き分けにすら持ち込めなかったのが現実です。実力差は紙一重のように見えても、実際にはそれが思いのほか分厚いものだという事実をつきつけられたのではないでしょうか。
結果論といわれればそれまでですが、やはりオーバーエイジを使えなかったのが痛すぎると思います。クラブとの調整は大変でしょうけど、大久保、遠藤がだめでも、前田遼一、小笠原、山瀬らがいたら全然違ったと思うし、闘莉王や中澤を呼ぶという選択肢もあったはず。
もちろん彼らがいても、相手が相手だけに結果は同じだったかもしれませんが、監督はあらゆる面から勝つ確率を最大限に高めていくのが仕事のはず。はたして反町監督は、ピッチ上の采配以外の部分で、自分にできる最善の手を打ったといえるでしょうか?